2023-03-11

画像生成AIの話

画像生成AIが話題だけども、それについて自分はこう思っている、ここがわからないというものがあるので書き出しておく。

まだ全部書き出せていないので後で追加する。

自分の立ち位置・意見

  • イラストレーターやいわゆる絵師ではなく見る専。
    • 「自分たちの絵が餌にされる」には実感がもてない
  • 画像生成AIの機械学習元データ
    • 無断転載やプライバシーにかかわる資料などからの学習はされるべきではないが、そのほか問題ないと考えている。
    • 商用画像のプレビューなどは微妙だけどアウト寄り(GettyImage裁判結果次第と思っている)。
    • 上記のモラル的な部分以外、法的な面ではフェアユース、日本国内なら著作権法が根拠として言えると思う。
  • モデルの扱い
    • NovelAIのリークモデルやそれらをマージしたものは、リークしたものを使う時点でダメ。
    • いわゆるクリーンなモデルは当然OKだし、上記の学習元に関する考えから2023年3月あたりでのオプトアウトを受けたものもOKだと思う。
  • 強化学習(追加学習?)
    • 特定のイラストレーターの画風再現は、生成されたものが「著作権者の利益を不当に害する」となるためアウト。
    • やるならモデルは公開すべきではない。生成画像はまあ「野生の公式」みたいな手描きイラストが許されるならまあ許されるのでは?というところ。
  • 実写児童ポルノっぽいやつ
    • 児童性虐待記録物じゃないから罪になるものではない(もちろんそういうものが学習元にあることはダメ)
  • 生成された画像の著作権
    • 元素法典のようなテンプレート化されたプロンプトを利用する程度だと認められないのは仕方ないかなと。
    • 生成物に対してさらに加工するだとか、ControlNetでポーズや構図を指定しているのであれば認められてもいい。
  • img2imgの利用
    • トレパク的に使うのはアウト(手描きでも同じ話)
  • 商売、パトロンサービスでの利用
    • DLsite等での販売は別に問題なし。大量すぎるのは邪魔だけど販売サイト側が制御すべき話。pixivも同様に流入量を制御すべきだった。
    • パトロンサービス(FANBOX等)個々の画像等への支払いではなくアーティスト個人を支援する建前だからOK(アーティストと言えるのかどうかは別の話)。

どこを問題とするか

学習側は上に書いたように、モラル・仁義・マナーといった意味で無断転載等から学習しなければ法的には(日本なら確実に)OKということであとはいわゆるお気持ちと言われるのも仕方ないかなと思っている。 また、i2iでのトレパクや強化学習での画風再現(盗用?)やディープフェイクも結局は生成されたものが問題かどうかだから、そこは現行法で同じように考えればよい。

むしろ1件1件のできあがったものが悪いかどうかよりも、それをどれだけ容易に行えるか、どれだけ早く大量に行えるかこそが大きな違い・問題だと思っているけど、あまりそこにフォーカスした話題を見ない気がする。

画像生成AIはいわゆる切り貼りコラージュだとか単なる圧縮・合成器か?

違うと考えているけど、考え方や原理をちゃんと説明できるほど理解できていないため言い切れない。

  • 2022年末のころの考え
    • 特徴ベクトルを抽出してTBオーダーのデータをGBレベルに落とし込んでいるので、人間が鑑賞するレベルのJPEG圧縮とかとは全然別ものでは?切り貼りできるような圧縮だというのなら特定の1枚を指定して取り出して見せられるのでは?
  • *

改正著作権法30条の4の但し書きにある「著作権者の利益を不当に害する」のところ

画像生成AIが許される根拠への批判として、改正著作権法30条の4の但し書きにある以下の場合にあたるから学習対象著作物への著作権の権利制限はされないという指摘がある。

ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない

これはたとえば次のようなものが該当すると考えている。

  1. 学習元データセットのデータを自由に再現して出力できる=データセットとなったコンテンツをそのまま楽しめる(思想または感情を享受するというアレ)
  2. 画風再現強化学習で特定の著作権者の著作物のいわゆる海賊版となるものを販売や無償提供する

しかし、学習元のある著作物に対して単に同じジャンル・分野(たとえば東方project)の画像を無限に生成するだけなら不当には害さないように思う。

画像生成AIにイラストの学習を禁止することはできる? どこから著作権侵害になるの?【弁護士解説】 では、「デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定に関する基本的な考え方(著作権法第30条の4,第47条の4及び第47条の5関係)(PDF)」にある次の文言から「特定の画風を模倣してより安い海賊版提供などがアウトではないか」としている。

著作権者の著作物の利用市場と衝突するか,あるいは将来における著作物の潜在的市場を阻害するかとい う観点から判断されることになる。

単に同一ジャンルでAI生成画像があるだけでは衝突や阻害にならず、海賊版パターンやそれこそDLsiteやFANZAなどであったようにあるジャンル・分野でAI生成コンテンツが大量に陳列されてしまい人間の作ったものまで目が届かなくなるパターンでないと認められなさそうに思う。

2020-01-01

2019年の振り返りと2020年の抱負

2019年の振り返りと2020年の抱負
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ふりかえりをしようと思ったけど全然思い出せない。
どうにも「こうしよう」と意思を持って計画立ててやったことがほとんどないのが原因で、10代の若者ならともかく…という体たらく。

というわけで2020年は、せめて自分が何をしたいかを明確に意識してそれに取り組まないと1年後が悲しくなるだろうなぁ、と。

2013-11-28

公式二次創作?ダイヤモンドさん

2013年11月3日4日に、和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパで開催されている、ドキドキ!プリキュアアクションステージを見て撮ってきた。以下の写真は4日の3ステージ目握手撮影会・ポラロイド撮影会で見ることができた、まるでドキプリ初期の二次創作のような積極的マナりつ推進六花さん(しかも報われない)。
なお写真自体はFlickrの下記setに登録済み。
http://www.flickr.com/photos/onedime/sets/72157637569413003/

1. ハートにちょっかいを出して楽しむダイヤモンドさん

噴き出す六花さん 1 噴き出す六花さん 2

2. ソードとロゼッタのところに近寄るハート

まこありでお話し中なのが気になるハート。
P1450038
ソードの手を取ってみたり。
P1450042
ちらりとダイヤモンドさんのほうを見ると……
みんななんでそっちに集まるの

寂しげなダイヤモンドさん。
取り残されてさみしい 1 取り残されてさみしい 2
もう少し続きます。